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[第4号]

 

完璧主義はNG

 

英語を第一外国語として勉強している外国人と比べた時、日本人は英文法に詳しく暗記が得意です。また、テストでも高得点をとれるのが特徴。私が通ったカナダの学校にメキシコ人留学生がたくさんいましたが、彼らの文法はでたらめでテストの点数も決してよいとは言えませんでした。でも彼らはいつも笑顔で自信を持って英語を話していました。当初私は、『よくあんな滅茶苦茶な英語を堂々と喋るな~』と思っていました。でも日々積極的に英語を話している彼らは、数ヶ月も経つとびっくりするほど上達しています。でたらめだった文法もいつの間にかなり改善していました。

 

彼らを見ながら私は勇気をもらうと共に自分の英語への向き合い方が間違っていたと痛感しました。メキシコ人のように積極的に喋って練習しなければ上手くなれるわけがないのです。メキシコ人のみんな、気づかせてくれてありがとう!

 

英会話を始めて20年以上が経ちました。完璧からはほど遠いですが、仕事で不自由なく使えるレベルになりました。ミスの連発でイライラすることもありますが、『しょうがない』と諦めるようにしています。気にしていたらますます話せなくなるので。気にするくらいなら練習しています。

 

第2号にも書きましたが、英会話にはある程度の正確さは必要ですが、完璧さは求められていません。言葉が追いつかない時はジェスチャーを使っても伝わります。英語を話す時は完璧主義を捨て、少し大胆な気持ちで臨むくらいが丁度いいのかもしれません。

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